外壁塗装工事をしていると家の中が臭い!対策方法は?
外壁塗装中は塗料の独特の臭いがすることから、身体に悪影響がありそうと不安に感じている人も多いのではないでしょうか。特にお子さんやペットがいるご家庭では、塗料の影響が気になりますよね。また、家の中や洗濯物に臭いが付着しないか心配な方もいるでしょう。
この記事では、外壁塗装の塗料が人間やペットに与える影響と、対策方法を解説していきます。外壁塗装に不安を感じている方は、ぜひお読みください。
この記事を読むための時間:3分
塗料の臭いが及ぼす身体への影響は?
結論から伝えると、外壁塗装の塗料は長時間吸い続けなければ人体に悪影響はありません。独特の臭いから嫌悪感を覚えることもありますが、現代では臭いが少ないものや安全性の高い原料を使った塗料も増えてきています。
以下では、外壁塗装が人体に悪影響を及ぼす理由について詳しく解説していきます。
長時間吸い続けると身体に悪影響
長時間吸い続けるとさまざまな症状があらわれます。
- 吐き気
- めまい
- 呼吸困難
- 頭痛
- 目や喉の痛み
塗料には揮発性が高いシンナーが含まれています。シンナーは、体内で吸収されやすい性質を持っているため、吸いすぎてしまうと、身体に悪影響ですので注意しましょう。
子どもやペットには影響が出やすい
子どもやペットは、大人より身体が小さいため臭いの影響を受けやすいと考えられています。そのため、子どもやペット、妊婦さんなどは、塗装作業が終わるまで実家やホテルで過ごした方が安心です。
臭いはいつまで続く?
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと、3回塗る工程があります。その中で臭いがあるのは、中塗り・上塗りと乾燥させる過程で、約3日ほどです。また、乾燥すると臭いは落ち着きますが、完全に臭いがなくなるまでには、さらに時間がかかります。油性塗料だと1週間ほど、水性塗料だと3日ほどです。
外壁塗装の臭いの対策方法
塗料の臭いを対策する方法は主に3つあります。
- こまめに換気する
- 臭い対策のマスクを使用する
- 外出する
それぞれの方法を以下で解説します。
こまめに換気する
塗装の臭いは、喚起することで軽減できます。室内に臭いが充満しないように、適度に換気を行うのがおすすめです。扇風機を外に向けて回すと空気が循環し、臭いが早く出ていきやすくなります。また、窓が養生されていて開けられない場合は、定期的にドアを開けて喚起しましょう。事前に窓を開けれるように養生してほしいと伝えれば、業者は窓を避けて養生してくれます。
臭い対策のマスクを使用する
臭い対策として不織布マスクがおすすめです。不織布マスクにはさ、まざまな種類があり、臭いを吸着するフィルターがついているものもあります。普通のマスクよりは少し高いですが、普通のマスクよりかは臭いを軽減できるでしょう。それでも臭いが気になる場合は、大きくて息苦しいですが、防毒マスクを検討してみてください。
外出をする
どうしても臭いがきついときは外出しましょう。臭いがきついのは3日間ほどなので、作業が終わるぐらいに帰宅すれば臭いを避けられます。外出する際には、塗装がいつ終わるか日程を確認しておきましょう。
洗濯物や壁に臭いがつく場合がある
外壁塗装中は、塗料が飛んで臭いや汚れがつく場合があります。そのため塗装期間中は洗濯物を部屋干ししましょう。「室内干しでも室内に臭いが入ってきて、洗濯物への臭いが付着するのではないか」と心配する方もいるかもしれません。風通しを良くしておけば基本的には臭いは移りませんのでご安心ください。
事前に近所に知らせてトラブル回避
外壁塗装中は臭いや騒音が発生するため、大体1週間前には近所の方に知らせましょう。知らせるときは「いつするか」「どんな工事なのか」「何に気を付けたらいいか」を伝えると、近所の方とのトラブルを防げるでしょう。
外壁塗装中の臭い対策をして快適に過ごしましょう
外壁塗装中、特に臭いがきついのは3日ほどです。換気したり、外出したり臭い対策をして快適に過ごしましょう。また洗濯物は、部屋干ししていれば、臭いがつくことは滅多にありません。そして、塗装工事の際には事前に近所に知らせて、トラブルを回避しましょう。
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