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外壁塗装が剥がれた?原因や剥がれを放置してはいけない理由を解説

外壁塗装 剥がれが生じた壁

 

外壁塗装をしたものの、思いのほか早く剝がれてしまい、原因は何か悩んでいる方もいるのではないでしょうか。外壁の剥がれはあらゆる原因から発生するもので、放置していると思わぬトラブルを招く恐れもあります。この記事では、外壁塗装の剥がれや劣化の原因、剥がれたときの対応方法などについてご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

外壁塗装の剥がれ・劣化の原因は?

外壁塗装の剝がれや劣化は、主に以下の2つの原因があります。

 

  1. 経年劣化
  2. 施工不良

①経年劣化

外壁塗装は、経年劣化で剥がれることがあります。塗料の種類によって耐用年数が異なり、早いものであれば3年~6年ほどで塗り替えが必要です。また経年劣化には、紫外線や太陽の熱によって起こる剥がれをはじめ、ひび割れやチョーキング現象などの症状もあるので注意しましょう。

②施工不良

外壁塗装をしてから1~3年以内に剥がれが生じた場合は、施工不良の可能性が考えられます。施工不良による剥がれの原因は、主に以下の4つです。

 

  • 下地処理不足
  • 下塗りや乾燥が不十分
  • 洗浄不足、洗浄後の乾燥不足
  • 劣化部分を補修せずに塗装した

 

施工不良での剥がれの場合は、保証期間内なら無償で補修してもらえる可能性があるため、一度問い合わせましょう。

外壁塗装の剥がれは放置NG!放置するとどうなる?

もし外壁が剥がれているのを発見したら、放置してはいけません。放置すると以下の3つのデメリットが生じます。

 

  • 雨漏りする
  • 建物が劣化して安全性が低下する
  • 建物の資産価値が下がる

雨漏りする

剥がれた部分から雨水が浸入しやすくなり、雨漏りが発生してしまうかもしれません。外壁の塗装は住まいを保護している「鎧」のようなもので、外壁材に雨水の侵入をさせない役割を果たしています。剥がれを放置すると、雨水による外壁内部の腐食が進み、外壁材の張替などが必要となり補修費用も高額になってしまうので注意しましょう。

建物が劣化して安全性が低下する

外壁の剥がれから構造体まで雨水が浸透すると、建物の腐食や内部結露が生じ、カビやサビが発生しやすくなります。この状態を放置していると建物が劣化して、断熱性や耐震性の低下を招き、最悪の場合倒壊するなど安全性が著しく低下するでしょう。

建物の資産価値が下がる

外壁の剥がれを放置していると、建物の資産価値も下がってしまいます。将来的に売却や家族への譲渡を考えている場合は、定期的にメンテナンスを行い資産価値を維持させましょう。

外壁塗装が剥がれたときの対応方法

外壁塗装が剥がれてしまったときはどう対応すればいいのでしょうか。詳しくご紹介します。

塗装業者の保証内容を確認する

まずは塗装業者の保証内容を確認しましょう。保証期間内であれば無償で補修してもらえます。外壁塗装の保証は塗料の「製品保証」と業者の「工事保証」の2種類です。塗料自体に問題があったのか、業者の施工に問題があったのかは依頼者にはわからないため、業者に見てもらい確認しましょう。

塗装業者に見てもらい、補修を依頼する

実際に業者に見てもらい、何が原因で剥がれてしまったのかを判断してもらいます。すぐに補修が必要なのか判断してもらい、対応方法を検討しましょう。外壁の劣化具合を確認する「診断」サービスを行っている業者もあるため、それを利用するのも一つの方法です。

外壁塗装の補修工事にかかる費用の目安

外壁塗装の補修工事の費用相場は、一般的な2階建て住宅でおおよそ80〜150万円ほどです。ただし、住まいの大きさ、劣化の状態、補修に使用する塗料の種類などによって変動するため、目安として考えましょう。

 

もし外壁材自体を撤去して張り替えする必要がある場合は、さらに高額になると考えられます。そういった事態を防ぐためにも、定期的なメンテナンスや早めの相談を心掛けましょう。

外壁塗装の剥がれは予防できる?起こさない方法とは

 

外壁塗装の剥がれは、起こさないように予防をしておくのがベストです。外壁塗装を長持ちさせる方法として最も重要なのは適切な施工です。そのためには、信頼できる優秀な業者を選ぶ必要があります。塗装工事を依頼する際は、以下の点を意識しましょう。

 

  • 評判のいい業者を選ぶ
  • 契約書の内容は入念に確認する
  • 工程表を確認する
  • 各工程で施工前・施工後の写真を撮ってもらう

外壁塗装の剥がれの原因を理解し、適切に対応しよう

この記事では、外壁塗装の剥がれの原因についてご紹介しました。外壁塗装の剥がれの原因は経年劣化か施工不良です。1~3年で剥がれが生じた場合は、施工不良の可能性が考えられます。こうした原因を理解し、適切に対応して住まいの劣化を防ぎましょう。

 

住まいの資産価値を保つためにも、外壁に異常がないかをチェックしたり、定期的にメンテナンスを行うことをおすすめします。

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