外壁塗装では高圧洗浄を入念に行うことが必要不可欠です。壁にはほこりや汚れがたくさんついているため、落としてから塗装しないと塗料が機能しにくくなります。この記事では、高圧洗浄が欠かせない3つの理由と注意点を解説します。

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外壁塗装で高圧洗浄を行う3つの理由

外壁塗装前の高圧洗浄は、必要不可欠であり、時間をかけて丁寧に行う必要があります。

理由は以下の3つです。

• 汚れなどを落とし、塗料を密着させるため
• 塗料の効果を発揮するため
• きれいな仕上がりにするため

汚れなどを落とし、塗料を密着させるため

汚れが付着したままだと、塗料が密着しにくいため、劣化が早まる可能性があるでしょう。高圧洗浄は、時間をかけて丁寧に行う必要があります。

塗料の効果を発揮するため

汚れなどが付着したままだと、塗料の性能を発揮できません。例えば、防カビ機能がある塗料を使用しても、カビが付着した状態で塗装すると中でカビが広がってしまうので注意しましょう。

きれいな仕上がりにするため

高圧洗浄前は汚れが付着した状態です。この上から塗装すると滑らかな仕上がりになりません。また、凹凸ができてしまうことにより、汚れもたまりやすくなります。

高圧洗浄の作業時間はどれぐらい？

作業時間は7時間ほどです。壁の面積にもよりますが、大事な工程なので時間をかけて丁寧に行われます。そして、洗浄後はしっかり乾燥させる必要があるため最低でも24時間は乾燥が必要です。

外壁塗装で高圧洗浄を行わないとどうなる？

外壁塗装で高圧洗浄を行う理由について解説しました。では、高圧洗浄を行わないとどうなるのでしょうか。以下の2つが起きやすくなります。

• 塗料が剥がれやすくなる
• 塗りムラができる

塗料が剝がれやすくなる

汚れが付着した状態で塗料を塗ると、剥がれやすくなります。そのため外壁の耐久性が低下し、修復が必要になる場合もあるでしょう。本来、外壁塗装の寿命は10年程ですが、高圧洗浄を行わなかった場合は、もっと早くに必要になってしまう可能性があります。

塗りムラができる

汚れが付着していると凹凸がある壁に塗ることになるため、塗ムラが出来てしまいます。塗りムラは仕上がりが悪くなるだけでなく、汚れが溜まる原因にもなります。

高圧洗浄の注意点

高圧洗浄の注意点は主に4つあります。

• 養生のし忘れ
• 洗濯物の外干し
• ドアや窓の閉め忘れ
• 近隣の方への説明のし忘れ近隣の方に事前に説明し忘れないように注意

養生のし忘れ

高圧洗浄では水が勢いよく飛び散るため、水がかからないように養生する必要があります。業者がすべてやってくれますが、養生し忘れがないか確認しておきましょう。また、作業前には近隣の方に一声かけておくと親切です。

洗濯物の外干し

洗濯物を外に干すと、水や汚れが飛び散ってしまいます。高圧洗浄時には、部屋干しすることを忘れないようにしましょう。また、部屋干しすることで職人さんが作業をしやすくなります。

ドアや窓の閉め忘れ

ドアや窓を閉め忘れると、室内に水が入ってくる可能性があります。必ず全ての窓とドアを閉めておきましょう。強い水圧で洗浄するため、施錠しておかないと窓が開いてしまうこともあるので注意が必要です。

近隣の方への説明のし忘れ

高圧洗浄時は、近隣へ水が飛び散ることもあるため挨拶回りをしておきましょう。事前に説明しないと、後でトラブルに発展する場合もあるので、忘れずに行ってください。

高圧洗浄が必要な理由と注意点を理解しておきましょう

高圧洗浄は、外壁塗装に不可欠で時間をかけて丁寧に行います。きれいな仕上がり、塗料の効果を発揮するためにも大切な作業です。また、水を扱うためドアや窓の閉め忘れ、近隣の方への説明は忘れず行うようにしましょう。