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外壁塗装はなぜ必要なの?塗装工事をする目的と5つのメリットを解説

外壁塗装作業中の画像

 

「外壁塗装って何のためにするの?」といった疑問をお持ちの方は少なくないでしょう。外壁塗装は外壁を塗り替える作業ですが、住まいの外観を美しく保つ以外にもたくさんの目的があります。この記事では、外壁塗装をする目的とメリットについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

外壁塗装はなぜ必要?

建物には、建築時に外壁に塗料が塗られているのにも関わらず「なぜ追加で外壁塗装を行う必要があるのか」と疑問を持たれる方もいるかもしれません。その理由は、建物と塗料に耐用年数があり、定期的な塗り替えが必要だからです。

 

一戸建て住宅の場合、建物の耐用年数は約30年、塗料(塗膜)の耐用年数は7~10年が一般的です。塗膜の劣化を放置していると防水・躯体保護などの機能が弱まってしまいます。建物の劣化を防ぐために外壁塗装を行いましょう。

外壁塗装をする5つの目的

外壁塗装をする目的は、主に以下の5つです。

 

  1. 外観を一新する
  2. 外壁を保護する
  3. 防水機能を高める
  4. ヒビや剥がれの修繕・補強をする
  5. 資産価値を維持する

外観を一新する

外壁塗装を行うことにより、建物の外観を一新できます。時間が経つにつれて、外観は色褪せたり汚れが目立ったりと、美しさが損なわれてしまうでしょう。塗り替えをすれば新築同様の美しさを取り戻せます。また、配色を変更すれば、これまでの外観とは全く異なる色味の外壁にすることができ、住まいの印象をガラッと変えることもできるでしょう。

外壁を保護する

外壁塗装は、外観の保護を行うことも目的の1つです。毎日の雨や紫外線、大気汚染物質などによって建物は劣化していきます。壁から水が浸入すると、断熱材が湿気を含んでカビが生える恐れもあるため、定期的なメンテナンスは建物の寿命を延ばすためにとても重要です。外壁や屋根の塗り替えをして、建物を保護しましょう。

 防水機能を高める

外壁塗装を行うと、建物の防水性能も向上します。建物は経年劣化により防水性能が下がっていき、基礎部分にも腐食が進行してしまいます。また、外壁にヒビ割れがあれば、そこから雨水が浸水するなど防水性能の低下も免れないでしょう。外壁塗装を行えば、塗膜がヒビを保護して雨水の侵入を防いでくれます。

ヒビや剥がれの修繕・補強をする

ヒビや剥がれといった劣化症状を、修繕・補強できるというメリットもあります。ヒビ割れや剥がれがあると、雨水が浸入して雨漏りしてしまうかもしれません。こうした症状がどんどん進行すると、修理費用も高額になってしまいます。

 

劣化の進み具合が深刻でなければ、外壁塗装工事で修繕・補強が可能です。また、塗装工事を行う際、下地処理という工程があるため外壁の強度が高まり、雨風に強くなる効果も期待できます。

資産価値を維持する

外壁塗装を行い、定期的にメンテナンスを行うことで、建物の資産価値を維持できます。メンテナンスされていて美観が維持されている建物は資産価値も高く、将来的にお住いを手放すことになった際、良い条件での売却が期待できるでしょう。

 

また相続する場合でも、建物が綺麗な状態で維持されていたほうが、ご家族にとってもメリットが大きいです。

外壁塗装をするメリット 

外壁塗装をすると、以下のメリットが得られます。

 

  • 建物の寿命を伸ばせる
  • 断熱・遮熱効果を高められる
  • 防音効果を高められる
  • 防カビ・防藻効果を高めて美観を維持できる

 建物の寿命を延ばせる

外壁塗装を行うと、建物の寿命を延ばせます。外壁に塗料を塗ると塗膜が形成され、雨水などの侵入を防ぎます。経年劣化によって失われる防水機能を、建物が建築された当時の状態に戻したうえで、建物が劣化しないようにする対策が可能です。

断熱・遮熱効果を高められる

外壁や屋根を塗装することで、断熱・遮熱の効果が高められます。「断熱」とは、熱を伝わりにくくして保温する効果、「遮熱」とは、太陽熱を反射して塗装表面の温度を上昇させにくくする効果です。この機能により、冷暖房費を節約できたり、節電効果が期待できます。

 防音効果を高められる

塗料の種類によっては防音効果が期待できるものもあります。外壁だけでなく内壁にも塗ることで、さらに防音効果を高めることも可能です。外部からの音を遮断するだけでなく、内部の音も漏れにくくなります。

防カビ・防藻効果を高めて美観を維持できる 

カビや藻が発生するのを抑える効果が高められ、美観を維持できる点もメリットの1つです。特に日当たりが悪かったり、水辺が近い外壁はカビや藻が発生しやすくなります。防カビ・防藻効果があり、美観を長期間保持できる塗料もあるため、希望する場合は業者に相談してみましょう。

外壁塗装をしないことで生じるデメリット

外壁塗装を長期間行わないでいると、外壁に様々な症状が現れ始めます。症状があらわれて劣化した状態の外壁を放置すると、後に大規模な補修費用が必要となる可能性が高いです。外壁塗装にかかるコストを削減しようとした結果、最終的には外壁塗装にかかる費用を上回る大きな出費につながることも珍しくないので、注意しましょう。

外壁塗装がなぜ必要かを理解して建物の劣化を防ごう

この記事では、外壁塗装はなぜ必要なのかについて解説しました。新しく一軒家を購入した人は、外壁塗装がなぜ必要かを理解し、建物が大きく劣化してしまう前にメンテナンスを行うことを意識しましょう。この記事を参考に、ぜひ外壁塗装を検討してみてください。

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