外壁塗装中の洗濯物はどうする?工事中に外に干せない理由を解説
外壁塗装の依頼を検討している方で、洗濯物をどう干すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。工事中に洗濯物を外に干すことは、いくつかの理由からあまり推奨されていません。この記事では、外壁塗装中の洗濯物はどうするべきかや外に干してはいけない理由、対処法について詳しくご紹介します。
この記事を読むための時間:3分
外壁塗装中の洗濯物はどうするべき?外干しは大丈夫?
外壁塗装中、洗濯物の扱いに悩む方は多いでしょう。室内より外に干した方が乾きが早いほか「部屋干し臭」の防止にもつながります。しかし、外干ししたいと思っても基本的に外壁塗装中は、外に干すことはできません。
屋外に洗濯物を干してはいけない理由
外壁塗装中、バルコニーなどの屋外に洗濯物を干してはいけない理由は主に2つです。
①洗濯物に塗料や泥水、ニオイなどが付着する
工事中に洗濯物を外に干してしまうと、洗濯物に塗料や泥水、塗料や薬品のニオイなどが付着する恐れがあります。外壁塗装は外壁の塗り替えが主な作業であり、塗りの作業の前に高圧洗浄で汚れを落とす工程があります。
塗料だけでなく、高圧洗浄の水や跳ね返った泥水、下地補修で発生する鉄粉や木くずなどが洗濯物に付着する可能性があります。業者によっては「ローラーでの塗装を行うから外に干しても大丈夫」と言われる場合もありますが、それでも全く飛散する可能性がないわけではありません。
②工事の邪魔になる
洗濯物がベランダ(バルコニー)に干されていると、業者が気を使ってしまい工事の邪魔になる可能性が高いです。洗濯物に塗料がついてしまわないように、細心の注意を払って作業することになります。
通常すぐに終わるような作業でも、慎重に行わなければならなくなり、予定の倍の時間がかかったとなれば全体のスケジュールにも影響が及びます。自分の判断で干すのではなく、業者の許可を得てから洗濯物を外に干すようにしましょう。
外壁塗装工事中の洗濯物の対処法
外壁塗装工事中は洗濯物を外に干せず、洗濯物の扱いに困るという方も多いでしょう。洗濯物の対処法として、具体的には以下の3点が挙げられます。
- 室内干しをする
- コインランドリーを使う
- 乾燥機能付き洗濯機や浴室乾燥機を使う
室内干しをする
まずは室内干しをするという方法です。室内干しは乾きにくいイメージがあるかもしれませんが、乾きやすくするテクニックがあります。それは、洗濯物の下に新聞紙を少しクシャッとさせてから広げるというもので、湿気を吸収してくれて乾きが早くなります。
その他、生乾きによるニオイの対策として部屋干し用の洗剤を使うなどの対策を取りましょう。
コインランドリーを使う
確実に乾燥させたいという方は、コインランドリーを使うのがおすすめです。コインランドリーでは乾燥機だけを利用することもできるため、家で洗濯をして乾燥だけコインランドリーで行うと節約できるでしょう。
乾燥機能付き洗濯機や浴室乾燥機を使う
乾燥機能付きの洗濯機や、浴室乾燥機がある場合は外に干せなくても大きな問題はないでしょう。外干しと比較してデメリットがあるとすれば、光熱費が高くなることが挙げられます。
外壁塗装中に洗濯物を外干しする方法
ここからは、外壁塗装中に洗濯物を外干しする方法をご紹介します。
外壁塗装工事が休みの日に干す
外壁塗装の工事が休みの日なら洗濯物を外に干せます。ただし、業者によって休みの日がない場合もあるため、必ず干せるとは限りません。また、養生シートや足場は残されたままになるため、干せたとしても干しづらい可能性はあります。
一部の工程では干せるタイミングがある
足場設置前の現場確認の日や、養生を行う日など、一部の工程では干せるタイミングもあります。具体的には塗装工事を全く行わず、作業もすぐに終了する日などです。しかし、その場合でも業者に「外に洗濯物を干してもいいか」という確認は必ず行いましょう。
塗装していない側のベランダ・庭に干す
塗装工事が行われていない側のベランダや庭に干すという方法もあります。しかし、基本的には外壁塗装中は洗濯物は外に干せないという前提を頭に入れておきましょう。この場合においても、業者に確認し、許可を得てから干すことが望ましいです。
外壁塗装業者に確認しながら洗濯物の干し方を検討しよう
この記事では、外壁塗装中の洗濯物の干し方についてご紹介しました。洗濯機に乾燥機能がない場合、外に干したいと思う方もいるかもしれません。しかし、塗料やニオイの付着の恐れがあり、作業の妨げになる可能性もあるため、無断でベランダに干すのは避けましょう。
外に干したい場合は業者に都度確認しながら、洗濯物の干し方について検討してください。
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